茶馬古道来源唐宋時期的“茶馬互市”。喫茶の風習がいつ頃から始まったかはっきり分からないが、北方の遊牧民族にとって「茶(cha)」は日常必需品となっていた。ビタミン類や抗酸化物質を含んでいたからだ。一方中国王朝は北が保有する名馬(焉馬・エンマ)を求めていた。これらの事情から特に宋代に茶と馬の交易場が作られ、茶と馬の流通が盛んになった。お茶の源流である雲南、四川から北方に向けて茶を運搬する街道が作られた。いわゆる茶馬古道である。取り扱われたお茶は「辺茶」と呼ばれる固形茶で、馬が運び易い様に束ねられ各地に運ばれていった。その茶馬古道には多くの宿場町(重鎮)が存在した。そんな場所を旅したい!